鉛製給水装置について

鉛製給水装置について

お客様のご家庭に水を供給するために引き込まれている水道管を「給水管」といい、その材質には塩化ビニル、ポリエチレン、鉛などがあります。

企業団では安全でおいしい水をお届けするため、給水管を通った水について給水区域にある給水栓(蛇口)で定期的な水質検査を行っており、その結果、いずれの水質検査も厚生労働省で定められている水質基準に適合しています。しかし、鉛製の給水管で長時間水道水を滞留させたような場合、水質基準を超えて鉛が溶け出すことがあります。

通常のご使用状態では健康上の問題はありませんが、朝一番の水や長い間ご使用にならなかった後の使い始めの水は給水管に長時間溜まったままになっており、鉛が溶け出したり、消毒に必要な残留塩素がなくなったりすることがありますので、バケツ一杯程度の最初の水は飲用以外の用途にご利用になることをお勧めします。