企業団では、住民の皆さんから水道に関するご意見やご要望を聴取し、これを水道事業の運営に反映させるとともに住民サービスの向上を図っていくことを目的とした「水道モニター制度」を設けています。平成6年度に発足以来、各町村役場よりご推薦いただいた方にお願いしていましたが、平成15年度より一般公募を行っています。
モニターの皆さまは、20才以上の水道使用者で、かつ、水道事業について関心や理解を有する方を条件とし、委嘱しています。
任期を1年と定め、そのなかで会議(勉強会・意見交換)、アンケートへの回答、水道施設・水源ダム見学等の活動を行っており、モニターの皆さまには企業団に対して水を使うという立場からいろいろなご意見やご要望を出していただくとともに、地域住民の方と企業団とのパイプ役としてご活躍いただいています。
![]() 水源ダム見学 |
![]() 会議状況 |
厚生労働省及び都道府県が主体となって開催されています水道週間が、今年も下記内容において開催されます。
1.名称 | 第64回水道週間 |
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2.期間 | 令和4年6月1日(水)~6月7日(火) |
3.趣旨 |
水は国民の生活に不可欠なものであり、その水の安定的な供給を目指してこれまで水道の整備が図られてきた。現在ではほぼ全域にわたる普及率を達成し、今や水道は生活基盤として欠かせないものとなっている。その一方で、水道施設の老朽化の急速な進行や耐震化の遅れ、人口減少に伴う料金収入の減少等の課題に直面していることも現実である。こうした水道を取り巻く時代の変化に対応し、将来にわたり持続可能な水道とするためには、水道の基盤の強化に早急に取り組む必要がある。 また、東日本大震災や近年の大規模災害等を教訓にして、災害に強い水道づくりや、全国の水道事業者による被災地への広域応急給水・復旧体制整備など、災害対策、危機管理面の強化も必要である。 こうした状況を踏まえ、国民各層に対して、水道の現状や課題について理解を深め、今後の水道事業の取組について協力を得るために「水道週間」を設け、関係者が連携して広報活動等を重点的に実施するものである。 |
スローガン | 「大切な 水と一緒に 暮らす日々」 |
当企業団においても、この水道週間をきっかけに水道を身近に感じていただこうと、構成団体内の小学校20校の小学5年生に「水道週間児童図画募集」をお願いします。
令和3年度 第15回水道週間児童図画作品(令和3年10月19日審査)
地域への社会貢献のひとつとして、住民の方々が安全で安心して暮らせる街づくりの実現を目的とした「東部水道見守り隊」の出発式と佐賀県警察本部との調印式を、6月1日に執り行いました。 危険な目にあったり、あいそうな時に、このステッカーを貼った車を見かけたら、いつでも助けを求めてください。 「東部水道見守り隊」調印式及び出発式 |
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企業団では、地域の皆さんに水道に対する理解を深めていただくことを目的として、年に2回「企業団だより」を発行し、水道利用の全世帯へ配布しています。 また、不定期な記事については、各町村の広報誌への記事登載も依頼しています。 |
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お客様のご家庭に水を供給するために引き込まれている水道管を「給水管」といい、その材質には塩化ビニル、ポリエチレン、鉛などがあります。
企業団では安全でおいしい水をお届けするため、給水管を通った水について給水区域にある給水栓(蛇口)で定期的な水質検査を行っており、その結果、いずれの水質検査も厚生労働省で定められている水質基準に適合しています。しかし、鉛製の給水管で長時間水道水を滞留させたような場合、水質基準を超えて鉛が溶け出すことがあります。
通常のご使用状態では健康上の問題はありませんが、朝一番の水や長い間ご使用にならなかった後の使い始めの水は給水管に長時間溜まったままになっており、鉛が溶け出したり、消毒に必要な残留塩素がなくなったりすることがありますので、バケツ一杯程度の最初の水は飲用以外の用途にご利用になることをお勧めします。
水道水の給水方式には「直結直圧給水方式」と「受水槽方式」があります。 直結直圧給水方式は、直接配水管から各家庭の蛇口まで給水する方式。 企業団では、これまで3階建て以上の建物については受水槽の設置を義務づけてきましたが、小規模な受水槽の衛生問題を解消し給水サービスの向上を図るため、3階までの直結直圧給水を平成15年1月から実施しています。 |
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佐賀東部水道企業団では災害や事故に備えて数々の危機管理対策を行っています。
送水管119km、配水管894km 計1,013kmの管網(万一の事故に備えて送水管の一部と配水管路のループ化を行い)で安定給水を図っています。
停電時においても中原調整池 16,845m3×2池=33,690m3(一日平均配水量54,338 m3[平成15年度実績]の0.62日分を備蓄)から自然流下で給水が可能です。
北茂安浄水場、白壁中継ポンプ場及び基山浄水場には停電時に備えて、自家発電装置を設置しています。これは、重油を燃料とするエンジン付き発電機で毎月始動点検を実施し、停電時に備えています。
本庁倉庫には送水管用(大口径管)の直管、継ぎ手、漏水修理用金具等を備蓄しています。3箇所の営業所倉庫には配給水管用の直管、継ぎ手、漏水修理用金具等をそれぞれ備蓄しており、漏水修繕時間の短縮に努めています。
【平成30年度】
平成31年3月29日に情報伝達、送水管漏水復旧訓練を実施(φ1,200mm送水管破損漏水事故を想定)しました。
地震等の災害時には電話の使用が不可能になる恐れがあるので、固定局2台、移動局32台の無線機を設置している。
災害時や大規模な漏水事故の際隣接事業体から応援給水を受けられるよう協定書を締結しました。
企業団では災害による断水が発生した場合、各構成団体の公共施設を対象に拠点給水地点(候補地点)を選定しています。災害の被害状況で変更の可能性もありますので、災害時にはテレビ、ラジオの放送や広報車による広報でご確認してください。
本経営健全化計画は、平成18年度を基準年とした5ヵ年間の計画で、平成19年度に策定したものです。企業団におきましては、行財政改革を平成14年度により既に実施しており、既に公表の行財政計画効果額等と基準年及び算出方法の違いがあります。
佐賀東部水道企業団行財政改革実施計画(平成14年11月26日)
1. 重点事項
2. 緊急事項
3. 推進事項
当企業団では、お客様に水道をご利用いただくため、諸届出書の受付、工事等で直接又は業務委託先等を通じてお客様の個人情報(お名前・ご住所・電話番号等)を取得していますが、これらの個人情報は、次の目的に利用させていただきます。
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なお、これらの業務を円滑に進めるため、口座振替先の金融機関、情報処理会社及び指定給水装置工事事業者等の第三者に対して、必要な範囲で個人データを提供することがあります。その場合の取扱いに関しましては、細心の注意を払い適切な監督をおこないます。
佐賀東部水道企業団では、お客さまの水道に対する意識を把握することを目的として「水道水アンケート」を実施しています。
水道モニターの皆様のご協力をいただき、お客さまに「水道水アンケート」を実施しましたので、集計結果を皆さまにご報告いたします。今後の水道事業運営の参考とさせていただきます。
アンケートにご回答いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
アンケートの「集計結果」をご覧になるには、下記をクリックしてください。
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大規模災害が発生すると、応急給水を開始して飲み水の提供に全力を尽くしますが、住民の皆さまに行き届くまでに時間がかかることも予想されます。
また、ポンプによって受水槽に水道水を補給している高層アパートや団地等では、台風による停電によってポンプが停止し補給されず、各家庭の水道が出ないという状況になる場合があります。
そのような場合に備え、各家庭で水のくみ置きをお願いします。
災害時は、高齢者や障害のある方に水を届けてください。地域の皆さまで助け合いましょう。
携帯電話のメール機能を利用して各種防災情報を配信している「佐賀県防災ネットあんあん」を通じて、佐賀県内で初めて「断水情報」を当企業団から配信することとなりました。 |
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災害時には、テレビやラジオ等とあわせて、当企業団から配信する情報をいち早く手に入れ、災害に備えましょう。
「佐賀県防災ネットあんあん」に利用登録した方にだけ「断水情報」を配信します。
心当たりの無い不審なメールには、くれぐれもご注意ください。
携帯電話、スマートフォン、パソコンから「佐賀県防災ネットあんあん」のホームページをご覧ください。
【佐賀県防災ネットあんあんの関連ページへはこちらから】
(URL http://www.pref.saga.lg.jp/kiji0031150/index.html)