佐賀東部水道企業団では災害や事故に備えて数々の危機管理対策を行っています。
送水管119km、配水管894km 計1,013kmの管網(万一の事故に備えて送水管の一部と配水管路のループ化を行い)で安定給水を図っています。
停電時においても中原調整池 16,845m3×2池=33,690m3(一日平均配水量54,338 m3[平成15年度実績]の0.62日分を備蓄)から自然流下で給水が可能です。
北茂安浄水場、白壁中継ポンプ場及び基山浄水場には停電時に備えて、自家発電装置を設置しています。これは、重油を燃料とするエンジン付き発電機で毎月始動点検を実施し、停電時に備えています。
本庁倉庫には送水管用(大口径管)の直管、継ぎ手、漏水修理用金具等を備蓄しています。3箇所の営業所倉庫には配給水管用の直管、継ぎ手、漏水修理用金具等をそれぞれ備蓄しており、漏水修繕時間の短縮に努めています。
【平成30年度】
平成31年3月29日に情報伝達、送水管漏水復旧訓練を実施(φ1,200mm送水管破損漏水事故を想定)しました。
地震等の災害時には電話の使用が不可能になる恐れがあるので、固定局2台、移動局32台の無線機を設置している。
災害時や大規模な漏水事故の際隣接事業体から応援給水を受けられるよう協定書を締結しました。
企業団では災害による断水が発生した場合、各構成団体の公共施設を対象に拠点給水地点(候補地点)を選定しています。災害の被害状況で変更の可能性もありますので、災害時にはテレビ、ラジオの放送や広報車による広報でご確認してください。