用水供給事業は、北茂安浄水場と基山浄水場の二系統の浄水場で運用されています。
北茂安浄水場系は、筑後川から取水し隣接した北茂安浄水場で浄水処理した後、白壁中継ポンプ場（標高約50m）へ圧送し、更に中原調整池（標高約100m）へ圧送貯留後、自然流下により構成8市町のうち基山町を除く7市町へ供給しています。
一方、基山浄水場系は基山町が「飛び地」となっているため、町内を縦断する独立行政法人水資源機構の福岡導水事業から原水を受水し基山浄水場で浄水処理した後、基山町へ供給しています。
| 区分 | 創設事業 | 第一期拡張事業（変更認可） |
|---|---|---|
| 構成団体 （当時の市町村名） |
【1市10町2村】 佐賀市、諸富町、川副町、東与賀町、神埼町、千代田町、三田川町、東脊振村、基山町、中原町、北茂安町、三根町、上峰村 |
【1市11町1村】 佐賀市、諸富町、川副町、東与賀町、神埼町、千代田町、三田川町、東脊振村、基山町、中原町、北茂安町、三根町、上峰町 |
| 計画給水人口 | 310,000人 | 332,250人 |
| 計画一日最大給水量 | 86,480m3/日 | 95,300m3/日 |
| 計画一日最大取水量 | 92,000m3/日 | 102,000m3/日 |
| 水源内訳 | 江川・寺内ダム 92,000m3/日 |
江川・寺内ダム 筑後大堰 |
| 給水開始 | 昭和56年4月1日（一部） 昭和61年4月1日（全部） |
昭和60年2月1日（一部） 平成8年4月1日（全部） |
| 工期 | 昭和51年度～昭和60年度 | 昭和51年度～平成7年度 |
| 事業費 | 19,951,369千円（認可時） | 54,130,716千円（精算時） |
| 区分 | 執行額（千円） | |
|---|---|---|
| 事業費 | 貯水施設 | 8,416,311 |
| 取水施設 | 625,305 | |
| 導水施設 | 251,309 | |
| 浄水施設 | 6,789,084 | |
| 送水施設 | 17,004,935 | |
| 水質検査施設 | 170,987 | |
| 庁舎建設 | 747,653 | |
| 用地費及び補償費 | 1,125,876 | |
| 調査費 | 215,913 | |
| 事務費 | 1,689,860 | |
| 建設利息 | 17,093,483 | |
| 計 | 54,130,716 | |
| 財源 | 国庫補助金 | 8,632,689 |
| 企業債 | 37,887,900 | |
| 出資金・負担金 | 4,380,990 | |
| 一般財源 | 3,229,137 | |
| 計 | 54,130,716 | |