令和7年の7月から少雨傾向が続いており、企業団の水源である江川ダム・寺内ダムの貯水率が徐々に低下しています。このまま少雨傾向が続けば水道用水の確保が非常に厳しい状況になることが予測されます。
筑後川流域の各ダムの貯水率低下を受けて、国や県を含めた関係機関が今後の渇水対策を協議する「筑後川水系渇水調整連絡会」が開催されており、令和7年8月8日に開かれた連絡会では、域内での統合的な水運用や節水啓発を行うことなどを盛り込んだ第1次渇水調整が合意されました。企業団では第1次渇水調整を受けて、同日付で「佐賀東部水道企業団渇水対策準備室」を設置し、関係機関との調整や情報収集を行っていきます。